西日本高速道路会社(NEXCO西日本)は2024年12月、九州を含む西日本の32料金所について、2025年2月~3月に「ETC(自動料金収受システム)専用」に変更すると発表しました。NEXCO西日本によりますと、背景には料金所の係員の人手不足などがあるということです。

料金所のETCは2023年以降、全国で進められていて、これまで498の料金所のうち28料金所がETC専用で、将来はすべての料金所をETC専用に切り替える方針です。

今回、ETC専用になるのは、いずれもETCの利用が多い料金所で、2月から3月に西日本でETC専用になるのは以下の料金所です。

【関西地方】
▽新名神
・箕面とどろみ(3月4日から)
・川西(3月4日から)
・草津田上(3月11日から)
▽山陽道
・龍野(3月4日から)
▽阪和道
・貝塚(3月4日から)
・下津(3月5日から)
・印南(3月5日から)
▽湯浅御坊道
・湯浅(3月5日から)
▽名神
・大津(3月11日から)
▽舞鶴若狭道
(いずれも3月12日から)
・綾部・小浜西
▽第二京阪
(いずれも3月12日から)
・鴨川西本線・鴨川西(入口)
・枚方東(入口)

【中国地方】
(いずれも2月20日から)
▽山陽道
・和気
・三原久井
▽中国道
・作東
・徳地
・美祢西
▽岡山道
・賀陽
▽米子道
・湯原
・江府

【四国地方】
(いずれも2月27日から)
▽高松道
・引田
・志度
・高松東
・高松檀紙
▽松山道
・新居浜

【九州地方】
(いずれも3月17日から)
▽九州道
・南関
▽東九州道
・大分米良
▽大分道
・杷木
▽長崎道
・長崎芒塚
▽東九州道(隼人道路)
・隼人西

ネクスコ西日本は「まだETC車載機を搭載していない車両は、早めに搭載してほしい」と呼びかけています。