ミャンマーの国境地帯を拠点にする中国系の犯罪集団が外国人らをオンライン詐欺に加担させている問題をめぐって中国とミャンマーの高官が会談し、詐欺などの根絶に向けて協力していく方針を確認しました。

ミャンマーの中国大使館によりますと、14日、中国・公安省の劉忠義次官補らが、ミャンマー軍事政権が外相に任命したタンスエ氏らと会談しました。

このなかで、中国側は「オンライン賭博や詐欺などの犯罪が人々の生命や財産を脅かしている」と指摘。タイも含めた近隣諸国との間で協力し、「犯罪を根絶していくことを希望する」と述べたということです。

これに対し、ミャンマー側は「賭博や詐欺などの犯罪行為を厳しく取り締まっている」としたうえで、「国境を越えた犯罪を取り締まるため、二国間や複数の国の間で協力メカニズムを立ち上げることを検討する」と応じたということです。

ミャンマーの国境地帯にある犯罪集団の拠点をめぐっては日本人の少年が保護されたほか、俳優の中国人男性が監禁されていたことも中国国内で大きく報道されていて、今後、協力して取り締まりを強化していくものとみられます。