アメリカ国務省がウェブサイト上の文書から「台湾の独立を支持しない」との文言を削除したことについて、中国外務省の報道官は「台湾独立勢力に誤ったシグナルを送った」と批判しました。

アメリカの国務省は13日付で台湾との関係を説明するウェブサイト上の「ファクトシート」を更新し、これまで掲載されていた「台湾の独立を支持しない」との文言を削除しました。

中国外務省 郭嘉昆 報道官
「アメリカ国務省が米台関係の『ファクトシート』を変更したことは、台湾問題における立場で大きく後退し、一つの中国の原則に著しく違反している」

中国外務省の郭嘉昆報道官は17日の定例会見で、「国際法や国際関係の基本規範に違反し、台湾独立勢力に誤ったシグナルを送った」と批判。「中国をコントロールするために台湾を利用するという誤った政策にアメリカが固執している一つの実例だ」と主張しました。

また、日本とアメリカ、韓国の3か国の外相がドイツで会談し、台湾問題で「力による現状変更への反対」を盛り込んだ共同声明を発表したことなどに対し、郭報道官は「関係国家が中国の内政に干渉し、中国を中傷し、対抗や対立を煽ることに断固反対する」と述べたうえで、抗議をしたことを明らかにしました。