いよいよ9球団が揃いました。15日にスタートしたプロ野球読売ジャイアンツの那覇キャンプ。地元・那覇市出身の大城卓三選手も凱旋し、正捕手奪取へ意気込んでいます。

今年で15年目を迎えた、読売ジャイアンツの那覇キャンプ。生え抜きのスター選手に加え、楽天イーグルスから移籍の田中将大やホークスからFAで加入した甲斐拓也。今年も選手会長を務める地元・那覇市出身の大城卓三と、球界屈指とも言える豪華メンバーに多くの野球ファンが詰めかけました。

▼ファンの少年「(ジャイアンツは)おじいちゃんが好きだから」「自分が野球をやっているから野球も上手くなれたらいいなと思います」

▼家族連れのファン「もう最高ですね」「キャンプはもう毎回楽しみですよね
今日天気が良かったので」

▼大城選手のファン「(子供の)卒業記念もあって、大城を東京ドーム見に行っていたのでもっと近くでみたいという気持ちで来ました」「キャッチャーも出来るし、
ファーストも出来てカッコいいしあとは顔がカッコいいです」

注目は甲斐の加入により熾烈さを増した正捕手争い。大城にとっては強烈なライバルとポジションを競うことになります。

▼大城卓三 選手「WBCで一緒にやってましたので、いいキャッチャーが来ていい雰囲気でやれているので、本当に切磋琢磨して頑張りたいなと思います」

去年、チームはリーグ優勝を果たしながら、攻守で思うような成績を残せなかった大城。134試合に出場した2023年シーズンから一転、96試合の出場にとどまり、そのうち先発マスクは34試合と減少。2軍落ちも味わうなど不本意なシーズンとなりました。

再び輝きを取り戻そうと例年以上の気合で臨んでいる今年のキャンプ。打てるキャッチャーとしてさらなるレベルアップを誓い、グラウンド、そしてブルペンと精力的に動き回っています。

▼大城卓三 選手「宮崎よりも暖かいですしやっぱり汗をかく量も違ったので、いい環境の中でやらせていただいています。しっかりアピールしてチームとしても
リーグ連覇と日本一を目指して頑張りますので沖縄からもご声援のほどよろしくお願いします」

正捕手奪取に意気込む地元・沖縄キャンプは今月26日まで。週末からはオープン戦もスタートし実戦形式でのアピールを誓います。

プロ野球キャンプは後半に差し掛かり各チーム、練習試合や紅白戦など実戦形式がメインとなっています。

そして明日からは千葉ロッテも1軍は石垣島から糸満市に場所を移し全9球団が本島に集結します。