■中東プロ野球 ドバイリーグ「プレシーズンマッチ」アラビア・ウルブス 5-4 ミッドイースト・ファルコンズ 第3戦(日本時間16~17日、ドバイ・ベースボールユナイテッドスタジアム)

今年11月にリーグ戦の開催を目指している中東のプロ野球「ベースボールユナイテッド」がプレシーズンマッチを開催し、元メジャーリーガーをはじめ、日本からも3選手が参加した。最終戦は、ロビンソン・カノ(42)の先制タイムリーなどでウルブスが5点を奪い勝利。プレシーズンマッチはウルブスの3連勝で幕を下ろした。

ウルブスは1回裏、ヤンキースやマリナーズなどで活躍し、この日「3番・DH」でスタメン出場したカノが、前夜に続く先制タイムリーを放った。その後、WBCカナダ代表の5番のコナー・パナスが3点本塁打。2回裏には、ヤンキースなどで活躍し、WBCオランダ代表でもあるディディ・グレゴリアス(34)が本塁打を放ち、5-0とリードを奪った。

8回表にマウンドに上がった元西武のブライアン・シュリッター(39)が、ジャイアンツ時代にワールドシリーズMVPに輝いた、ファルコンズの「3番・三塁」、パブロ・サンドバル(38)に適時打を浴びるなど、1点差に迫られたが逃げ切った。

サンドバル選手

第1戦に「7番・DH」でスタメン出場し、決勝打を放った福田秀平(36、ウルブス/元ソフトバンク・ロッテ)はこの日、「7番・一塁」でスタメン出場したが、4打数無安打だった。

そのほか日本からは、元DeNAの右腕・平田真吾(35、ファルコンズ)と濱矢廣大(31、元楽天・DeNA)が参加した。