「青森県の気象情報」(20日午前5時40分発表分)
大雪に関する青森県気象情報 第9号
2025年02月20日05時40分 青森地方気象台発表
津軽と三八上北では、冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪となる所がある見込みです。21日夜遅くにかけて、大雪に注意・警戒してください。
[気象概況]
日本付近は21日にかけて冬型の気圧配置が続く見込みです。東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込むでしょう。また、青森県では気圧の谷の影響を受ける見込みです。
このため、津軽と三八上北では、大雪となる所があるでしょう。発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[雪の実況]
20日05時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)
平川市碇ケ関 30センチ
弘前 23センチ
深浦 12センチ
青森市酸ケ湯 11センチ
20日05時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 483センチ
平川市碇ケ関 130センチ
弘前 128センチ
青森 121センチ
[雪の予想]
20日6時から21日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 60センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 20センチ
下北の平地 15センチ
三八上北の山沿い 60センチ
三八上北の平地 30センチ
その後、21日6時から22日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 70センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 30センチ
下北の平地 20センチ
三八上北の山沿い 70センチ
三八上北の平地 30センチ
その後も降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。
[防災事項]
津軽と三八上北では、21日夜遅くにかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれにも注意してください。