食卓を彩るさまざまな秋の味覚。野菜は豊作の一方、定番のサンマは不漁で今シーズンも高値が続いています。
7日朝の大分市公設地方卸売市場には旬のサトイモやゴボウを中心に、大分県産野菜が数多く並びました。今年は夏場の天候に恵まれたため、秋野菜は全国的に去年より豊作傾向です。鍋に人気の白菜や白ネギ、キノコ類は今月末には量もそろい、価格も平年並みということです。
(丸果大分大同青果・岩尾嘉臣野菜部長)「サトイモなり、ゴボウなり、カンショ、こういう県内産がここにきて増えてきています。昨年に比べれば非常に量的にも多いのかなと思っています」
また、果物では旬のナシが県産を中心に質・量ともに安定していて、価格も例年並み、ミカンはやや量が少ないものの味がよく、価格も安定しています。秋の味覚、クリは年々市場への入荷が減少傾向にあり、価格はやや高めです。
(丸果大分大同青果・岩尾嘉臣野菜部長)「ナシ・ブドウ・カキ・栗といった品目がどんどん出てくるのかなと思っています。今のところ台風の影響も受けず例年並みからちょっと多めの量が入って来るのかなと思っています」
一方、魚では旬を迎えたサンマは年々漁獲量が減っていて高値傾向が続いています。数日前の天候不良も重なり、7日朝はサンマの入荷はごくわずかでした。魚全般で見ても漁獲量は年々減少傾向にあるということです。
(大分魚市・後藤儀一郎専務)「(サンマは)例年に比べてかなり少ないですよね、7割~8割くらいの入荷ですかね。高級食材の傾向になりつつあって、ちょっと2割~3割例年より高めになっていると思います」
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
