この時期としては“10年に一度”レベルの「低温」「大雪」に

気象庁は北日本、東日本、西日本の各地域に「低温と大雪に関する早期天候情報」や「低温に関する早期天候情報」を発表しています。

冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、19日頃からは気温がかなり低くなる見込みだとしています。また、18日ごろからは日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があるとしています。農作物の管理や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応に留意するよう呼びかけています。

「かなりの低温」
 関東甲信(2/19頃から)
 北陸(2/19頃から)
 東海(2/19頃から)
 近畿(2/19頃から)
 中国(2/19頃から)
 四国(2/19頃から)
 九州北部(2/19頃から)
 九州南部・奄美(2/19頃から)
 沖縄(2/19頃から)

「大雪」
 東北日本海側(2/19頃から)
 長野県北部・群馬県北部(2/19頃から)
 北陸(2/19頃から)
 岐阜県山間部(2/19頃から)
 近畿日本海側(2/19頃から)
 山陰(2/19頃から)

また、気象庁は週間天気の予報資料(16日発表)の中で、以下のようなポイントを挙げています。

▽日本付近は冬型の気圧配置が続く
▽19日頃にかけては、日本の上空に強い寒気が流れ込み、日本付近は強い冬型の気圧配置が強まる
▽その後も冬型の気圧配置が続き、22日頃から日本の上空には再び強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる


強い寒気の影響は長引き、寒波は少なくとも1週間程度続く見込みで、2回ほど特に寒気が強まるピークがある可能性があります。冬型の気圧配置の強まりや寒気の程度等 によっては“警報級の⼤雪”となるおそれがあるとして、最新の気象情報等に留意するよう呼びかけています。

【詳しく確認】大雪エリア・タイミングは?降雪シミュレーション(2月22日(土)まで)