米野球殿堂入りのイチロー(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本時間16日、アリゾナ州ピオリアにあるマリナーズのキャンプ地に入った。
アメリカで自身25回目のキャンプを迎え「四半世紀だ(笑)気持ちが変わらないのがいい」と笑顔をみせた。
また、今季マリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪晋太郎(30)とも顔を合わせた。
イチローはウォーミングアップ、キャッチボール後の遠投では現役選手でもなかなか出来ない美しい遠投を披露。最後まで綺麗なストレート回転で真っ直ぐに伸び、投本間でのキャッチボールでは早くも140㎞近い速球を連発。
「やっぱこう、キャンプ始まるなという高揚感みたいなのは変わらないもんね。1年目は別だったけどね、怖いし。あとは変わらないもんね。それはなんかいいなと思う。今日もそれを感じながら来ました」と高まる気持ちで初日を迎えたようだ。
すでに発表されている本拠地シアトルでの開幕戦(日本時間3月28日)の始球式については「まだ万全ではないけど、右肩はノーマルな状態なんで。だから投げる分には全然」と余裕の表情をみせた。