■中東プロ野球 ドバイリーグ「プレシーズンマッチ」アラビア・ウルブス 6ー5 ミッドイースト・ファルコンズ 第1戦(日本時間15日、ドバイ・ベースボールユナイテッドスタジアム)
今年11月にリーグ戦の開催を目指している中東のプロ野球「ベースボールユナイテッド」がプレシーズンマッチを開催。第1戦は、福田秀平(36、元ソフトバンク・ロッテ)の決勝タイムリーでウルブス(ドバイ)がファルコンズ(アブダビ)に6-5で勝利した。日本からはウルブスに福田、ファルコンズに平田真吾(35、元DeNA)と濱矢廣大(31、元楽天・DeNA)の3人が参加。元メジャーリーガーも参戦する試合は、15~17日の3日間行われる。
2月とは言え、気温は30℃。場所はクリケット場「The Sevens Studium」の敷地に作られ、1か月余りで完成させたという真新しいスタジアムだ。
第1戦に「7番・DH」でスタメン出場した福田は、5回ウラ、1死で迎えた第2打席が、この回からマウンドにあがった平田との日本人対決に。3ボール2ストライクからの6球目を福田が右中間に運び、初安打を記録した。
ウルブスは1点を追う8回、ヤンキースなどで活躍し、WBCオランダ代表でもあるディディ・グレゴリアス(34)のタイムリーで同点。その後、満塁の好機で福田が決勝タイムリーを放った。福田は4打数2安打の活躍、平田は3回を投げ3失点だった。
試合後、グレゴリアスは「福田はいいスイングだった」と称賛。福田も「久しぶりに楽しく野球ができた」と笑顔を見せた。
16日(日本時間)に行われる第2戦は、濱矢の登板が予定されている。














