福岡県春日市の遺跡で見つかった壺状の棺を埋めた甕棺墓で、死者の再生を祈ったと考えられる埋葬方法が確認されました。
春日市の「須玖岡本遺跡」は、弥生時代の奴国の中心地で王族の墓などが多く発掘されている国指定の史跡です。
去年見つかった甕棺墓から赤く塗られた甕に黒い土をかける埋葬方法が新たに確認されました。
九州大学の溝口孝司教授によると、赤は生を黒は死を意味することから死者の再生を祈ったと考えられるということです。
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