JR長崎駅前の県営バスターミナルビルを含む長崎市大黒町の再開発について、長崎県と長崎市は13日、バスターミナルが入る複合ビル建設計画の素案を示しました。

築60年以上が経過し老朽化が課題となっている県営バスターミナルビル。13日県と長崎市が示した素案では、周辺部を含めた再開発の対象エリアをAとB2つのエリアに分け、それぞれに複合ビルを建設。

Aには、バスターミナルの他商業施設や宿泊施設が、Bには、商業施設と駐車場が入り、2つのビルを上層階でつなぐ案も検討されています。

また、バスターミナルに面する国道を拡幅し新たに、バスの停車スペースを設けることで後続車の混雑を緩和します。

県と市は今後、縦覧や審議会を経て、都市計画の決定を目指していて複合ビル完成までには5~6年かかる見通しです。