松山学院高校の3年生城戸大河さんが大相撲、玉ノ井部屋に入門することになり、14日力士としての決意を語りました。

(松山学院高校3年生・城戸大河さん)
「最初の立ち合いから全力で前に出る相撲を取りたいです」

大相撲、玉ノ井部屋に入門するのは、愛媛県砥部町出身の松山学院高校3年生城戸大河さんです。

身長177センチ、体重150キロの大きな体と、とびっきりの笑顔が持ち味の18歳。

相撲の経験はありませんが、中学時代には柔道90キロ超級の県大会で優勝したほか、高校ではラグビー部に所属し、全国の有力選手が集まる強化合宿にも参加しました。

そんな城戸さんの姿を見た元大関・栃東の玉ノ井親方は、何度も愛媛を訪れるなど熱烈なラブコールを送り続けたといいます。

(玉ノ井親方)
「魅力はやっぱりこの体しかないですよね。あと性格、性格が明るい」
「強い意志を持っていろいろなことをやってきていると思うので」

(松山学院高校3年生・城戸大河さん)
「いっぱいご飯に誘っていただいて、いっぱい美味しいものを食べさせてもらって、これは入門しないといけないなと思いました。目指すは横綱です。でも、まずは目標として2年以内に『三段目』に上がっていたらいいと思います」

四股名は本名の「城戸」。

今月23日から玉ノ井部屋の大阪宿舎で生活しながら稽古を積み、両国国技館で行われる5月場所の序ノ口でデビューを飾る予定です。