鮮やかな色彩と独特のデザインで人気を集め、去年101歳で亡くなった染色家、柚木沙弥郎さんの作品展が岡山市北区の岡山県立美術館で始まりました。

(テープカット)「どうぞ」
きょう(14日)開幕した柚木沙弥郎さんの没後初の展覧会です。型染めの第一人者として知られる柚木さん。東京都出身ですが、戦時中に倉敷市に疎開し、戦後しばらく大原美術館で学芸員もつとめました。会場には色鮮やかな“こいのぼり”や版画、それに絵本の原画など280点あまりが展示されています。

(岡山県立美術館 学芸員 廣瀬就久さん)
「みなさん好きな作品を展覧会の中で見つけていただければよいかなと思っております」
回顧展「柚木沙弥郎永遠のいま」は来月(3月)23日までです。