オーストラリア国防省は、南シナ海上空で中国軍機がP-8A哨戒機の近くに「照明弾」を投下したと発表し、中国側の対応を非難しました。

オーストラリア国防省は13日、今月11日に南シナ海でパトロールを行っていたP-8A哨戒機の至近距離で、中国軍の戦闘機、殲16が「照明弾」を投下したと発表しました。「航空機と乗員を危険にさらす行為だ」と非難しています。

これに対し、中国外務省の郭嘉昆報道官は「オーストラリア軍機が中国の許可なしに領空に無断で侵入した」と主張。「中国の行動は正当かつ合法的だ」と述べ、挑発行為をやめるようオーストラリア側に申し入れたことを明らかにしました。

南シナ海の領有権を主張している中国は周辺海空域での軍事活動を活発化させており、同じく領有権を主張するフィリピンとの間で緊張が高まっているほか、2023年11月には南シナ海上空で演習中だったカナダ軍のヘリコプターに接近し、妨害する危険行為を行っています。