熊本県の上益城消防組合は、部下へのパワハラ行為で40代の男性司令補を停職4か月の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分を受けたのは、上益城消防組合に勤務する40代の男性司令補です。

上益城消防組合によりますと、男性司令補は去年10月ごろから先月16日までの間に30代の部下に対し6回、平手打ちやげんこつで殴るなどの行為をしていました。

男性司令補に聞き取りをしたところ「悪意はなかった」と話し、行為を認めたということです。

上益城消防組合では2019年にも上司からのパワハラが原因で40代の職員が自殺していて、上益城消防本部消防長は「繰り返し発生したパワーハラスメント行為に対し残念で無念」とコメントしています。