天候不順による生育不良の影響で野菜の高騰が続く中、2月上旬には広い範囲を寒波が襲いました。

小売価格にはどう影響しているのでしょうか?

続く野菜の高値 寒波の影響受ける

福岡市東区のスーパーマーケットです。

野菜売り場を見てみると、キャベツは1玉538円。

白菜は4分の1カットで160円となっています。

来店客
「この高さはちょっと異常ですよね。誰かがどこかで操作して誰かさんが儲かってるんじゃないかと思って」

エムズ美和台店 久松浩一 店長
「白菜は4分の1を98円とかで売れる期間が少しあったんですけど、元の149円に値段が戻った感じですね。雪の影響がかなり。物流がうまいこといかなかったんじゃないかと思います」

一度は落ち着きつつあった野菜の価格ですが、2月上旬の寒波の影響で、1月末と比べて、全体で1.2~1.3倍に。
白菜は1.5倍に高騰。

赤字覚悟で販売することもあるといいます。

エムズ美和台店 久松浩一 店長
「チラシって先に作るんですね。値段を決めて配布する。するとその日になって野菜が高くなりましたよって。だから赤字で出さないかん。チラシ出しているのでその値段で出さなきゃいけなくなるんです。雨とか定期的に降れば生育は順調に進むんじゃないかと思いますけど。安くなることを期待せざるを得ないです」