先週、宮城県内でインフルエンザと診断された人の数は、547人と4週連続で減少しましたが、県は引き続き全域にインフルエンザ警報を出し感染対策の徹底を呼びかけています。
宮城県によりますと、2月9日までの1週間に県内91の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は、547人で前の週より312人減りました。減少は、4週連続です。

また、1医療機関当たりの感染者数は、すべての保健所で警報の継続基準値である10人を下回りました。ただ、仙南で8.14人大崎では8人と比較的高い地域もあることなどから、県は全域に出しているインフルエンザ警報を継続しています。

県は、「インフルエンザA型の流行のピークは過ぎた可能性があるが、今後はB型に注意が必要」などとして、基本的な感染対策を続けるよう呼びかけています。