去年行われたオーストリアの総選挙で第一党に躍進した極右政党の党首が連立政権の樹立を模索していましたが、交渉が決裂したと発表しました。

オーストリアでは、去年9月の総選挙でナチスの元党員らが創設した極右の「自由党」が初めて第一党に躍進しました。

自由党の党首は、連立政権の樹立に向けて中道右派政党と交渉を続けてきましたが、12日、決裂したと発表しました。移民への強硬姿勢などでは一致していたものの、内閣の主要ポストをめぐって対立したとみられています。

オーストリアでは、総選挙の直後に大統領が当時の首相に極右抜きでの組閣を委託したものの、他党との連立交渉に失敗していました。

大統領は12日、今後について各党と話し合うとしていますが、いまだに新内閣が発足しない事態となっています。