愛媛県が開発した新たな高級かんきつ「紅プリンセス」の本格的な販売が3月から始まります。生産者の期待も高まっているようです。一体、そのお味は?
3月から本格的な販売が始まる紅プリンセスは、「紅まどんな」と「甘平」を掛け合わせた新たな高級かんきつで、県が2005年から開発を進めてきました。
「紅まどんな」のゼリーのような食感と「甘平」の濃厚な甘みを受け継いでいるのが特徴です。
11日は東京でお披露目会が開かれ、紅プリンセスを使った料理に参加者が舌鼓を打ちました。
中村時広知事も新たな品種のPRに力が入ります。
中村知事
「紅まどんなと甘平のいいとこどりをした紅プリンセスを味わっていただいて『これは!』と思ったら、ぜひ宣伝にご協力いただきますようによろしくお願いします」
松山市内で紅プリンセスを栽培する高橋茄奈さん。3年前、20アールの畑におよそ200本の苗を植え、今シーズン、収穫を迎えます。
果実がデリケートで管理が難しかったということで、苦労を乗り越えて迎える初めての本格的な出荷に期待を寄せています。
農家 高橋茄奈さん
「たくさんの人に気に入られるような果実だと思います。かんきつが好きな方に一番食べてもらいたいですね。たぶんびっくりすると思います」
紅プリンセスは3月1日に販売が始まり、県内外に出荷される予定です。
“かんきつのお姫様”が、新たな愛媛の特産として定着するのか注目が集まっています。
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