中米にある国「ニカラグア」から野球の代表選手たちが宮崎県にやってきました。
ニカラグア代表の選手たちは、今月、台湾で行われるWBCワールド・ベースボール・クラシックの予選を前に、12日から日向市でキャンプをスタートしました。

12日は、日向市のサンドーム日向で歓迎式が行われ、西村市長が「大会までけがすることなくリラックスして、練習を重ねてください」と激励の言葉を述べました。

このあと、選手らに市や県などからみやざきブランドポーク20キロや宮崎牛10キロなどが贈られました。

ニカラグア代表チームは、今月21日から台湾で開催されるWBCの予選に参加するため、日本でキャンプ地を探した結果、設備や交通の便などから日向市でのキャンプが決まったということです。

(ニカラグア代表チーム サンドル・ギド監督)
「とても寒いと感じております。ただ、ずっと念願だった日本で大会の準備をするということが、整えてくださった市、県にほんとうに感謝している」

キャンプは、大王谷運動公園野球場で今月18日まで行われ、15日には宮崎サンシャインズとの練習試合も行われます。

中米に位置しているニカラグアは、ホンジュラスとコスタリカに国境を接するラテンアメリカの国。
野球はプロリーグもあり、WBCには予選も含め3回出場しています。


今回、なぜ宮崎県内でキャンプを行うことになったのかというと、決め手になったのは、県が去年9月に設置したスポーツ合宿のためのワンストップの相談窓口「ひなたスポーツ観光ステーション」がきっかけだったそうです。


「ひなたスポーツ観光ステーション」では、今回のニカラグア代表のキャンプに加え、現在、宮崎市で行われている韓国の女子プロサッカーチームのキャンプも調整したということです。

※MRTテレビ「Check!」2月12日(水)放送分から