地元の水産業について理解を深めました。
宮城県気仙沼市の気仙沼向洋高校で、12日に生徒たちが、「メカブ」の加工実習に取り組みました。

実習をしたのは、気仙沼向洋高校産業経済科の2年生13人です。生徒たちは、まず、地元でワカメやメカブの加工・販売をしている村上健太さんから三陸沿岸のワカメ養殖について学びました。

その後、市内で水揚げされたメカブを切って、90度のお湯に30秒間浸しました。そして冷水に浸したあと、水分を切ってパック詰めしました。

生徒:
「ヌルヌルしていて軍手をしていたが、それでも滑るので大変でした」
生徒:
「切ること自体が難しかった。どういう形にしたら食べやすいか、考えながら切ったので楽しかった」

この実習は、ワカメの水揚げが最盛期を迎えるなか、地元の水産業への理解を深め、将来の進路選択に役立ててもらおうと行われました。12日に加工したメカブは生徒たちが家に持ち帰って食べるということです。