普段の姿は香川大学医学部の5年生「実習に励む」
そんなチャンピオンの普段の姿は…医師を志す、香川大学医学部の5年生です。
この日は、早朝から麻酔科の医師らとのカンファレンスに参加しました。

「シバリング(体温低下時に筋肉が小刻みに収縮する現象)予防として、アセトアミノフェン(解熱・鎮痛薬)を使うのか、ペチジン(中度以上の痛みを緩和する鎮痛薬)を使うのか、臨床上でどのように判断しているんですか」
「2013年から2023年の間で静脈投与ができるアセトアミノフェンが発売されたので、発売前と発売後のところで、社会的事情や麻酔科医の判断が入りながら、何を使うのか使わないのかが、この論文には書いているのかもしれない」
さまざまな部署で実習に励む日々です。医師とキックボクシングの両立は辛い時もある一方、価値のある挑戦だと話します。
(切詰大貴選手)
「大変なスケジュールが忙しい実習が、試合前と重なると、体力的に大変だなと思う時期もあるんですが、それを乗り越えて勝利するときの喜びや感動は大きいので、両立する価値があるものだなと思っています」
