特集は「闘う医学生」、高松市在住のキックボクサー切詰大貴(きりづめ・だいき)選手です。彼が日本王者となったことはすでにお伝えしていますが、もうひとつ、目標を叶えました。来(3)月、地元・香川で開催される格闘技のビックイベント、「RIZIN(ライジン)」に参戦します。
高松市内のジムに所属する、INNOVATIONスーパーライト級王者、切詰大貴選手です。このベルトが、憧れの「RIZIN」出場を手繰り寄せました。

(切詰大貴選手)
「この試合を勝つか勝たないかでその先が大きく変わる大事な試合だったので、勝つことができて安心したという気持ちが大きいです」
プロデビュー2年でINNOVATIONスーパーライト級王者に
ここまで負け知らずで迎えた昨年の王座決定戦。プロデビューから2年、最速で掴んだベルトへの挑戦権です。対戦相手は、タフで知られる格上の名選手でした。積極的に前に出てくる相手に的確にパンチをヒットさせポイントを重ねます。
(切詰大貴選手)
「3Rが終わって途中経過のジャッジが公開されて、このままいけば勝てる状況でしたが、ずっと自分が練習してきたことを最後まで貫き通すのを第一に考えていました」
(勝利アナウンス)「勝者、青コーナー、切詰大貴選手」
悲願の日本一の称号を手に入れた切詰選手です。勝利後のリング上でも「夢の舞台」への思いを語っていました。
(切詰大貴選手)
「3月に僕がいる香川県で、RIZINがあると思いますが、ぜひ、呼んでください、いい試合をします」「RIZINに出場する選手は強い選手が多くて、いろんな団体のチャンピオンだったり、すごい選手が多いので、出場するためには、この団体のタイトルを獲得することが最低条件だなと思っていて、地元で開催されることはなかなかないので、チャンスだと思って、絶対に出たいという気持ちがありました」
