およそ5年前に群馬県を訪れた際に、地域の名所やゆかりの人物を読み込む群馬の郷土かるた=「上毛かるた」を知ったことが製作のきっかけでした。

山梨版の郷土かるた製作 河西貴史さん:
「(上毛かるたは)県民に親しまれていると思った。山梨県にも県のことを色々な事象を取り込んだかるたがあれば面白いなと思って」
2019年に読み札の製作に取り掛かり、人や社会、自然などの「ジャンル」と、古代から現代までの「時代」をバランス良く取り上げました。
また、歴史や事実に誤りがないか忠実に調べました。
河西貴史さん:
「図書館や博物館の資料室で取材したものをまとめて、単純に札を読むだけではなくて、取り上げるにあたってどういう歴史があるかまで調べようかなと」