鳥取市と京都府の宮津市を結ぶ山陰近畿自動車道の整備推進協議会は、このほど決起大会を開き、国などに自動車道の早期全面開通を要望しました。
決起大会には鳥取県の平井伸治知事をはじめ、兵庫・京都の知事や関係自治体や経済団体、地元選出の国会議員などが参加しました。
山陰近畿自動車道は全線およそ120kmの計画で4割にあたる47.6kmが開通しています。
一方、およそ47kmの区間は事業化もされておらず、平井知事らは必要な予算を確保し一日も早く全線開通するよう求める要望書を国などに手渡しました。
要望書では、この自動車道は日本海側の重要な道路で、大規模災害時のバックアップや観光交流や産業活動のほか、地域と医療拠点をつなぐ命の道ネットワーク確保などの効果が期待されるとしています。