アメリカのトランプ大統領による関税導入の動きをめぐり、ブラジル政府は鉄鋼とアルミニウムに25%の関税が課された場合、アメリカのハイテク企業に対し、報復の課税を検討していると地元紙が報じました。
ブラジルの地元紙「フォーリャ・ジ・サンパウロ」は10日、政府関係者の話として、トランプ政権が鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課す場合、アメリカのハイテク企業に対して関税とは別の税目の課税を検討していると報じました。
この地元紙は、ブラジルの鉄鋼の輸出全体の48%が北米向けで、「鉄鋼への関税はブラジルにとって直接的な影響を与えるものになる」と指摘。ブラジル政府が課税を検討しているハイテク企業はアマゾンや音楽配信大手スポティファイなどで、利用者側が直接負担する形にはならないとしています。
この報道を受け、ブラジルのアダジ財務大臣は「情報は正しくない」と否定する一方、「大統領の判断を待つ」と含みを持たせました。
注目の記事
「蒸発したい」避難所で漏れた本音…住まい見つからず3か月 “みなし仮設入居の差” に弁護士から異論も

浸水していく車で泣く女の子・・・記録的大雨で流された家族4人を発見 全員をロープで救った緊迫の一部始終 熊本県天草市

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

「日本各地でオーロラが見えた」太陽フレアにともなう磁気嵐の影響 通信障害の心配も GPSの精度が下がる?

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために









