埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故を受け仙台市が行った下水道管の緊急点検の結果が10日まとまり、異常は確認されませんでした。
点検の対象は仙台市内にある直径2メートル以上で設置から50年以上が経つ下水道管、総延長およそ16.5キロです。これは、埼玉県八潮市での道路陥没事故を受け2月3日から市が独自に行ったもので、対象となった13か所のマンホールの内部を目視で確認したほか、専用車両による路面下の深さおよそ1.5メートルの空洞調査も行われました。

市によりますと、点検の結果、硫化水素の発生や汚水の流れが阻害されているなどの異常は確認されず、路面が陥没する可能性がある空洞も見つからなかったということです。市は引き続き点検を行い、安全の確保に努めたいとしています。