(かんきつ農家 二宮昌基さん)
「雪の重みで木が根元からバサッと折れてしまっている」

市内にある二宮昌基さんの園地では、来月、収穫予定の河内晩柑の木が雪の重みで根元から折れました。

さらに、枝が折れたり、垂れ下がったりした木もあちらこちらに。

(かんきつ農家 二宮昌基さん)
「昨年の不作から始まり1年間苦労した果実が、最後の最後の収穫の前になってこういう形になってしまうのは非常に残念」

園地は南向きで日当たりが良いにもかかわらず、なかなか解けない雪。
この先の心配が募ります。

(かんきつ農家 二宮昌基さん)
「寒波による害というのは、時間とともに果実に出てくるものなので、僕たち生産者がどういうことができるか判断しながら、臨機応変に対応していきたいと思っている」

このほか市内では、かんきつを育てるビニールハウスが雪の重みで倒壊するなど、愛媛県内有数の産地に寒波の被害が広がっています。