愛媛県内で警察や消防などで働く女性職員の交流会が開かれ、職場の悩みなどを共有しました。

警察と消防、自衛隊それに海上保安部の女性職員およそ50人が参加した交流会は、職場の環境改善につなげようと開かれていて、今年で4回目です。

今回は自己紹介に続いて主催者でもある警察の仕事などを見学。白バイ乗車も体験しました。

続いて鑑識作業も…自分の指紋を採取した後、現場の足跡を分析する足跡鑑定に挑戦。普段の仕事とは違う世界に興味津々でした。

そして、メインイベント「自分たちの職場は、女性が働きやすいか?」をテーマに、〇×トークを繰り広げました。

(司会)
「ご自身の組織は、女性が働きやすい職場だと思いますか?〇か×かでお答えください」

中では制度改善が進む一方、いずれの職場も依然、いわゆる「男社会」で日ごろの相談体制が不十分な点や、庁舎の設備の都合で、勤務地が制限されるなど課題を共有していました。

(愛媛県警・村上朋子さん)
「女性が少ないというところは、どこもはじめは一緒だと思うんですけど、これから目指すところは結局、愛媛県のために頑張りたいところは一緒だと思うので、みんなで頑張って手を取り合ってやっていきたい」