9日に投票が行われた任期満了にともなう愛媛県今治市の市長選挙は、現職の徳永繁樹氏が諸派の新人を大差で破り、2回目の当選を果たしました。

【開票結果】
徳永繁樹氏(55)無・現 5万4808票
鍋岡幸則氏(43)諸・新 3257票

今治市長選挙は、現職の徳永繁樹氏が諸派の新人、鍋岡幸則氏を5万1000票余りの大差で破り、再選を果たしました。

徳永氏は、今治市出身の55歳。自民党の県議会議員を5期務め、副議長などを歴任した後、4年前の市長選で現職を破り、初当選しました。
今回の選挙では、「市民が真ん中」の市政の継続や、瀬戸内の中心にある今治市の立地を生かした地域の活性化などを訴えました。

(再選を果した徳永繁樹氏)
「タオルと言えば今治、自転車と言えばしまなみ海道、皆さんと力をあわせて瀬戸内の世界都市を目指して大いなる一歩を踏み出していこうと思っている」

投票率は、4年前の前回を12.04ポイント下回る49.11%で2005年に合併で現在の今治市が誕生して以降、過去最低を更新しました。