民間信仰の「オシラサマ」が今も伝承されている陸前高田市で市内にあるオシラサマを集めた特別展が開かれています。

こちらが陸前高田市内の家々にまつられている「オシラサマ」です。陸前高田の市立博物館で開かれている特別展ではオシラサマ信仰の文化の継承などを目的に市内にある353体のうち113体が展示されています。オシラサマは東北を中心に古くから伝わる民間信仰のご神体でクワノキなどで制作した人や馬の頭を持つご神体に布を着せて家々でまつられています。オシラサマは古いものでは戦国時代の天正15年=1587年に作られたものや東日本大震災の津波から奇跡的に残ったものも展示されています。

見た目が愛らしいオシラサマ展は3月30日まで開かれています。