那覇空港で大規模な航空機事故を想定した対処訓練が行われ、空港関係者や国内外の航空会社のほか、医師や消防、警察など58機関323人が参加しました。

訓練は、航空機が離陸中にタイヤが破裂して海に墜落したという想定で行われ、けが人の重症度に応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」や、ドクターヘリでのけが人の搬送など、一連の流れを確認しました。

【那覇空港事務所・大口陽山空港長】
「那覇空港の安全安心の確保を第一優先に考えていて、そのためには定例的にこういった訓練を重ねることによって関係者間の意思の疎通・連携を努めている」

那覇空港事務所では、今回の訓練で各医療機関との連携に課題が見つかったということで、今後も取り組みを続け連携を強化していきたいとしています。