「オコゼでござるワッハッハ!」

懐から魚の「オコゼ」をのぞかせ大笑いする人たち。

林業が盛んな三重県尾鷲市の矢ノ浜地区で、200年以上続く山の神祭りです。

その昔、山の神と海の神が家来の数を競い合い、最後に現れた「オコゼ」のせいで山の神が敗れたとの言い伝えから、山に災いが起こらぬよう村人たちが醜い「オコゼ」を笑いものにして、山の神を鎮めたのが始まりとされています。

ことしも地区の氏子たちが、山中の祠に手作りの山の道具や魚などを奉納して、醜いオコゼを笑いながらことし一年の安全と豊作を祈りました。