2022年8月、消防隊員1人が亡くなった静岡県静岡市のビル火災を受け、静岡市議会の委員会に10月5日、当時の状況が報告されました。静岡市の消防局は殉職した隊員の居場所を知らせる警報器の音が確認できず16回、捜索したことを明らかにしました。
5日に開かれた静岡市議会の企業消防委員会では、8月のビル火災で隊員が身に着けていた警報器について議員から質問がありました。
<長沼滋雄静岡市議>
「45秒停止したり、高温の状態が長時間続くと(音が)連続するというようにカタログに書いてありますけども」
<静岡市消防局警防課長>
「今回の火災対応の時の距離からすれば建物の外で待機している隊長には聞こえる距離だと判断しております」
火元への進入前、身に着けた警報器が作動することを確かめていたものの、隊員が行方不明になった際、警報器の音は確認できませんでした。このため、居場所が分からず、8月13日午後11時頃からあわせて16回捜索を行い、約3時間半後、心肺停止の状態で隊員が見つかったということです。
静岡市消防局は、有識者による事故調査委員会を10月13日から4回開催し、2023年1月末までに報告書をまとめ公表する方針です。
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