岐阜市の柴橋正直市長は、自身が「慢性リンパ性白血病」のステージゼロであることを明かし、国会で議論されている高額療養費制度の負担上限額引き上げに反対の考えを示しました。

(岐阜市 柴橋市長)
「私も慢性リンパ性白血病の診断を受けた。生きることを諦めないで下さいと政治家として発信したい」

岐阜市の柴橋正直市長は7日市役所で会見を開き、おととし12月に慢性リンパ性白血病のステージゼロの診断を受け、1月から内服治療を始めていることを明かしました。

症状はなく、公務に支障はないということです。

その上で、国会で議論されている「高額療養費制度」の負担上限額の引き上げについて、市長ではなく1人の政治家として反対の考えを示しました。

柴橋市長は「健康そのものの私もある日突然当事者になる。闘病中の人が希望を持てる制度になるよう求め続けましょう」と市民に呼びかけました。