ロシアの侵攻を受けたウクライナから逃れ、鳥取で研究を続ける女性が、4日大学の講演会で研究内容を発表しました。
ウクライナの研究機関にいたユリア・メドベージェワさんは、戦火を逃れて今年6月に来日し、公立鳥取環境大学で土壌についての研究を続けています。
来日のきっかけとなった角野准教授と登壇したメドベージェワさんは、1986年のチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故の影響が今も続いていて、立入禁止区域では地表や地下水に放射能汚染が見られると報告しました。
そして、食べ物を通じた人体の被曝は、畑に比べて除染が進まない森のキノコやベリーによるものが増えているとして、森で採れる食べ物に注意すべきと警鐘を鳴らしました。
日本で研究が続けられることについては。
ユリア・メドベージェワさん
「鳥取県の皆様に温かく迎えていただき、素晴らしい支援をしていただいていることに心から感謝します。これから交流が進むことを期待しています。」
メドベージェワさんは、鳥取は自然豊かで、夜中でも歩ける安全なところだと賛辞を送りました。
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