※小野寺キャスター
「藤崎町に来ました。町の広報誌に掲載されている謎解きクイズをして常盤ふるさと資料館あすかに辿り着きました。この謎解きをクリアした先にガチャがあるようです!」

広報誌の謎を解いて資料館へ行き、指定されたチラシをめくると「お気に入りの展示作品を受け付けに報告せよ」というミッションを発見!クリアさせると受付でコインがもらえ、やっとカプセルトイに出会えました。

※小野寺紀帆「中は缶バッジです。藤崎城を築いた安東高星丸(たかあきまる)が描かれています。」

1082年に「藤崎城」を築いたとされる安東高星丸。藤崎城があった場所はいま堀や土塁の跡が残っています。

ここを本拠地として栄えた安藤高星丸のバッジには津軽弁が一言だけ書かれてあります。
※藤崎町 戦略推進係長 佐藤一敏さん
「やっとだっきゃの意味わかります?」
※小野寺キャスター「初めて城を築いたのは自分だみたいな」※佐藤さん「すごい!津軽弁普通にわかる人でもこれ見てすぐ意味わからないって人もいるかもしれないから、その辺で苦労しています。津軽弁とネタをどう合わせるか。」

ほかにも、町にゆかりのある歴史上の人物や町のマスコットキャラクターがバッジとキーホルダーになっています。この「謎解きガチャ」は、町を訪れるきっかけになればと町の職員や街歩きガイドが集まって制作しました。
※佐藤一敏さん
「次の謎解き宝さがしに向けて、新しい絵柄やバッジ、キーホルダーを作っている最中です。また皆さん、広報に着目して、謎解き宝さがしに参加いただければ」

地元愛溢れるカプセルトイ。最近では記念品やお土産の枠を越えて、ファッションにも取り入れられています。青森駅の駅ビル「ラビナ」の雑貨店で販売されているのは、「古い地図」を描いた缶バッジです。

※小野寺キャスター「八甲田が当たりました、県内各地の古地図の缶バッジが入っています。」

古地図が好きな店のスタッフがイラストを描き、70年前の県内各地の地図をカプセルトイにしました。お客さんからもっと種類を増やしてほしいという要望が多く現在は全部で13種類あります。

※三ノ月舎 算用子夢さん
「観光客の方や地元のお客さまたちがトートバッグや服などファッションとして身に着けるためにガチャガチャを回す方が多いです」

各地域が工夫を凝らしたご当地カプセルトイ。ふるさとを愛する心をくすぐるとともに新たな観光資源になりつつあります。
こうしたご当地カプセルトイは青森を離れて暮らす家族へ故郷を思い出させるプレゼントとして購入する人も多いそうです。また、藤崎町の謎解きガチャは年に3回実施していて次回は11月の予定になっています。町の広報誌に掲載されたクイズをクリアさせてカプセルトイを回してみてください。


イベントのときなどに合わせてカプセルトイが設置されると地域の賑わいづくりにも一役買いますね。