石破総理はアメリカのトランプ大統領と初めての首脳会談に臨むため、先ほど、アメリカに到着しました。会談を通じ、個人的な信頼関係を深めるほか、両国の国益にかなう日米同盟の深化を図りたい考えです。
石破総理は現地6日、アメリカ・ワシントン近郊にあるアンドリュース空軍基地に到着しました。7日には、トランプ大統領との初めての首脳会談に臨みます。
トランプ大統領との対面での会談は、イスラエルのネタニヤフ首相に続く2か国目となる見通しで、会談では、▼首脳同士の個人的な信頼関係を築くほか、▼経済分野では、AIや半導体といった先端技術分野での日米連携の推進を確認したい考えです。
また、安全保障分野では、▼覇権主義的な動きを強める中国や、▼核・ミサイル開発を続ける北朝鮮などの動向を踏まえ、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、日米同盟の強化を図ります。
このほか、ウクライナや中東など国際情勢でも意見を交わし、認識の一致を図りたい考えです。
トランプ大統領が就任演説で、アメリカを立て直し、「黄金時代」を築くと宣言したことを踏まえ、共同声明では「日米関係の黄金時代を築く」と明記する方向で調整が進められています。
石破総理は会談を前に「初対面なのでお互いの信頼関係の確立のために努力をしたい。世界全体の発展、平和のために日米が力を合わせてやっていこうと確認できたら良い思っている」と意欲を見せています。
会談のあとには、共同記者会見を行う方向で調整が進められていますが、政権幹部は「トランプ大統領から何を言われるかわからない」と警戒感を強めていて、石破総理の外交手腕が問われることになりそうです。
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