宮古島市の平良港でテロ事件を想定した訓練が行われ、関係機関が緊急時の連携などを確認しました。

平良港の保安対策総合訓練は、関係機関の緊密な連携と連絡体制を確立することを目的に毎年行われていて、沖縄総合事務局や警察・海上保安庁など13の機関・団体が参加しました。

訓練は客船がテロリストに乗っ取られて人質が負傷したことを想定して行われ、情報の伝達や海上保安官と警察官によるテロリストの制圧、消防によるけが人の救助や搬送など実践的な訓練が行われました。

コロナ禍が収束し、クルーズ船の寄港が飛躍的に増えていることから、平良港の保安対策協議会では緊急事態に備えて、関係機関の連携体制を強化していく方針です。