福岡管区気象台は6日5時31分、暴風雪と大雪に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報を発表しました。
九州北部地方では寒気のピークは過ぎたものの、6日昼前まで大雪のおそれがあります。7日から8日にかけては再び強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みで、7日朝から8日にかけて平地・山地とも大雪のおそれがあるとしています。
【発表内容は以下のとおり】
九州北部地方では、寒気のピークは過ぎましたが、6日昼前まで大雪のおそれがあります。また、7日から8日にかけて再び上空約1500メートルに、氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。
このため九州西海上では、7日昼過ぎから雪を伴った北西の風が非常に強く吹くでしょう。九州北部地方では、7日朝から8日にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。雪が同じ所で降り続いた場合は、山地を中心に警報級の大雪となる可能性があります。
また、気温が平年よりかなり低くなる所があるでしょう。
[雪の実況]
6日05時現在の積雪の深さ(速報値)
山口県
徳佐 31センチ
山口市前町 1センチ
福岡県
八女 1センチ
長崎県
雲仙岳 12センチ
[風の予想]
7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州西海上 20メートル (30メートル)
[雪の予想]
6日6時から7日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
山口県山地 20センチ
福岡県山地 5センチ
山口県平地 10センチ
福岡県平地 1センチ
その後、7日6時から8日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
山口県山地 40センチ
福岡県山地 15センチ
佐賀県山地 15センチ
長崎県山地 10センチ
大分県山地 15センチ
熊本県山地 15センチ
山口県平地 15センチ
福岡県平地 5センチ
佐賀県平地 5センチ
長崎県平地 3センチ
大分県平地 5センチ
熊本県平地 5センチ
その後、8日6時から9日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
山口県山地 20センチ
山口県平地 5センチ
(山地は標高200メートルを超える地域)
[防災事項]
雪を伴った暴風に警戒してください。
積雪や路面凍結による交通障害、農作物や農業施設の管理に注意・警戒してください。
雪による視程障害、電線や樹木等への着雪、低温による水道管の凍結、落雷や突風に注意してください。