各地で記録的大雪 週末まで大雪に警戒

森田正光 気象予報士:
大雪には山間部で降る「山雪型」と、平地で降る「里雪型」があります。今回は「山里混合型」で、数年に1回の寒波、冬型気圧配置と言っていいと思います。

小川彩佳キャスター:
同時に起きてしまったことで、広い範囲で大雪になっているわけですね。

トラウデン直美さん:
この大雪はいつ頃まで続きそうですか?

森田 気象予報士:
おそらく今週いっぱいは続くと思います。気象衛星を見ると、びっしりと雪雲が広がっています。

さらに、どこで強く降るのか。風の流れ方を見ると、若狭湾の辺りや能登半島の辺り、東北辺りで風がぶつかっています。風のぶつかっているところが束状になっていて、それが北上していきます。6日の夕方ころからは新潟などが危険になってきます。

また、北海道の方にも新しい雪雲があり、7日には渦を巻いた風が東北地方には入ってきます。断続的に8日(土)ぐらいまでは日本海側、特に北の方で強く降ると思います。

また雪雲がどうなるか。大雪と雨の予想をみてみると、だんだんと雪雲は北の方に行きますが、ずっと続く感じです。

小川キャスター:
先ほどの風が集まっているところと重なりますね。

森田 気象予報士:
一部雨のところもありますが、湿った雪が降り続くと思います。雪の上にまた雪が積もると、雪崩が起きたりします。

気温も低く、6日は東京では氷点下1℃の予想最低気温が出ています。

小川キャスター:
しばらくこの寒さも続くということですね。