山口県内の感染症の状況が5日発表され、新型コロナは2週連続での増加となりました。一方で、インフルエンザの感染者は大幅に減り、県は「流行発生警報」を解除しました。

県健康増進課によりますと、県内67の医療機関で今月2日までの1週間に、新型コロナの感染が確認された人は、455人でした。1医療機関あたりの報告数は6.79人で、2週連続での増加となりました。地域別では、多いほうから宇部環境保健所の管内で8.80人、山口で8.50人となっています。

一方で、インフルエンザは前の週の870人から296人にまで減りました。1医療機関あたり4.42人と、基準を下回ったので、県は「インフルエンザ流行発生警報」をきょう解除しました。

県は、マスクの着用や換気、こまめな手洗いといった感染対策を引き続き呼びかけています。