海外から訪れる「ななつ星in九州」の乗客に、大分県臼杵市の観光の魅力を発信しようと、海外メディア向けの体験会が実施されました。
豪華寝台列車「ななつ星in九州」を利用して臼杵市を訪れたのは、シンガポールやタイなどから来日したメディアや旅行関係者ら14人です。一行はJR九州のプロモーションツアーで九州を巡っていて、5日はななつ星で今年から登場した臼杵市の立ち寄りプランを体験しました。

プランでは国の登録文化財の稲葉家下屋敷を貸し切って、お茶席や祇園ばやしの鑑賞が体験でき、参加者は日本の伝統文化に触れていました。
(オーストラリアからの参加者)「美しくて伝統的な日本を感じます。こういう日本を知らない人が多いので、SNSで紹介しようと思う」
臼杵市観光協会ではこうした機会を通じて、海外での地名度を高めインバウンドの増加につなげたいとしています。