イギリスのスターマー首相はEU=ヨーロッパ連合離脱後、初めてイギリスの首相としてEU首脳らとの会合に出席し、安全保障面での協力強化を呼びかけました。
スターマー首相は3日、ベルギー・ブリュッセルを訪れ、EU首脳らとの会合に出席しました。
スターマー首相は演説で、イギリスとEUが協力を深めるべき分野として、▼軍事技術の研究開発や産業協力、▼ヨーロッパ全域での軍隊の機動性や物資の迅速な供給、また、海底ケーブルの損傷が相次いでいることなどを念頭に▼国家による脅威と破壊行為からの保護などを挙げました。
そのうえで、「分断は我々を弱体化させる。我々がもつ産業と影響力を最大化すべきだ」と訴えました。
イギリスの首相がEU首脳らとの会合に出席するのは2020年のEU離脱以来、初めてです。
スターマー政権は、イギリスのEU復帰は否定するものの、離脱によって冷え込んだEUとの関係の“リセット”を目指していて、安全保障面での関係強化を足掛かりに経済面での関係修復も進めたい考えです。
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