先月、松浦市で捕獲された野生のイノシシが、豚熱ウイルスに感染していたことが分かり、4日、感染拡大を防ぐための対策会議が開かれました。野生のイノシシで、豚熱への感染が確認されたのは、長崎県内では初めてです。

(県農林部 原田幸勝 次長)「なんとしても本県養豚場での発生を起こさないよう関係の皆さま方と連携をしっかり密にして対策を講じてまいりたいと。」


長崎県内で豚熱が確認されたのは、1969年の県央地区での発生以来56年ぶりで、野生のイノシシの感染は県内では初めてです。

(県農林部畜産課 富永祥弘課長)「まずは発生地域での封じ込め。野生イノシシを封じ込めると。ワクチンテイクしていない豚もいますので、消毒用の石灰をすみやかに配布をし、散布をしてもらうと。」

長崎県は、周辺の野生イノシシの検査体制を強化すると共に、早ければ来週中に野生イノシシへの経口ワクチンの散布を行う予定です。豚熱ウイルスにかかった豚肉やイノシシの肉が市場に出回ることはなく、人には感染はしないことから、県では風評被害に繋がらないよう注意を呼びかけています。