埼玉県で起きた下水道管の破損が原因とみられる道路陥没を受け、岡山県の伊原木知事は、きょう(4日)の定例会見で県が管理する下水道管で緊急点検を行う方針を示しました。

(伊原木隆太岡山県知事)
「下水道(管)が毎年老朽化をしていっているということは、とても他人事ではない。」

先月(1月)28日、埼玉県八潮市で、下水道管の破損が原因とみられる大規模な道路陥没が発生したことを受け、国は全国の自治体に対して、同程度の規模の下水道管で腐食などが起きていないか緊急点検を行うよう要請しています。

岡山県が管理する約20キロの児島湖流域下水道の下水道管は、その対象にはなっていませんが、規模が近いことから、伊原木知事がきょう緊急点検を行う方針を示しました。

日程や方法は調整中だということです。

また、県では5年に一度、下水道管の定期点検を行っていますが、直近の点検では異常はなかったということです。