11月から中東・カタールで開催されるサッカーワールドカップ。フランスでは大会への抗議として主要都市が相次いでパブリック・ビューイングを行わないことを決めました。
記者
「4年前には、こちらに巨大スクリーンが設置され、多くのファンが詰めかけたのですが、今年はそうしたパブリックビューイングは行われない予定です」
2018年のサッカーワールドカップ・ロシア大会の際には、エッフェル塔前で多くのファンが優勝の喜びを分かち合ったフランス・パリ。しかし、11月から開催されるカタール大会では「巨大スクリーンやファンゾーンを設置しない」と明らかにしました。
カタール大会をめぐっては、▼施設建設時の出稼ぎ労働者への人権侵害や、▼スタジアムの冷房に莫大なエネルギーを消費する問題が指摘されていて、パリ市は「環境的・社会的側面の両方を考慮した結果」としています。
市民
「しょうがないから自宅で見ますが、パブリックビューイングの方が盛り上がりますね」
「政治とスポーツが混ざっているようで残念です」
エネルギー危機の中、より節電が求められる冬の開催であることも重なり、フランスではマルセイユやストラスブールなど主要都市が相次いで同様の対応を発表していて、今後も波紋が広がりそうです。
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