岡山市街地の渋滞緩和に向けた取り組みです。工事が進められている山陽道の吉備スマートIC上りが、昨夜(2月2日)から7月1日まで利用出来なくなりました。工事が完了すると、どのように便利になるのでしょうか。

(甲野良輔アナウンサー)
「きのう夜から、工事のため閉鎖された吉備スマートIC上り線の出入り口です。あわせて150日間の終日閉鎖ということもあり、利用者には影響がありそうです」

この工事は、吉備スマートICの24時間化と大型車への対応をするため上り・下りで行われているものです。下りは、既に仮設のインターが整備されているため、通常の利用が可能です。

一方、上りでは、昨夜から終日、閉鎖されています。期間は、7月1日午前6時まででそれ以降は、一時的に今までと同じ運用形態に戻ります。
その狙いについて工事を実施する岡山市の担当者は…。
(岡山市都市整備局道路部道路計画課 渡辺伸司課長)
「市街地に流入する大型車交通などを、岡山環状線の方へ転換させるということで、利便性を向上させる」
現在、吉備スマートICは、利用可能な時間や車種が限られていますが、全ての工事が完了すると、その制限がなくなります。また、周辺では国道180号バイパスの延伸工事も行われており、どちらも完成すると、国道180号バイパスから直接、山陽道を利用することができるようになります。