山梨県の甲府盆地の上空で軍用機の低空での飛行などが相次いで確認されています。

このため県は防衛省に情報提供を迅速に行うよう要請しました。

9月28日午前9時半ごろ 甲府市内


甲府盆地上空では軍用機の低空での飛行や米軍機の空中給油訓練とみられる様子が相次いで目撃されています。



このため県は4日、防衛省南関東防衛局に対し軍用機の低空での飛行訓練は市街地や観光地の上空を避けることや、情報提供を迅速に行うよう文書で要請しました。


これに対して南関東防衛局は「人命救助などの訓練ではあらゆる地形に対応するため法令順守と安全確保を最優先する重要性をご理解を頂きたい」と回答し、米軍機に関しては「事実確認中で速やかに説明できるよう務めていく」などと答えました。


低空での飛行などを巡っては9月30日の会見で長崎知事が「防衛省がなかなか回答をしてこない事に憤りを覚える」と苦言を呈していました。